なぜ料金の幅がここまで大きくなっているのか、その理由を説明する前に、
人探しの調査料金の内訳について解説しましょう。
人探しの料金は、基本的に「着手金+成功報酬」の合計で総額が出せます。
ほとんどの探偵事務所が「着手金は○○円」「成功報酬は●●円」といった
2つの料金項目に分かれた料金表を用意しているわけです。
この着手金と成功報酬の金額が決まる条件には、
調査にかける時間と動員する調査員の人数によって違いがあります。
調査時間を長くとったり、調査員の人数を増やせば、当然料金が高くなります。
人探し調査の総額料金は10万円~100万円が相場ですが、料金が100万円を超えるのには理由があります。
このような理由から、人探し調査の総額料金が100万円を超えてしまうことがあります。
人探し調査は、「何処から何処までを探すか」という調査範囲を決めるのがとても難しい調査です。
例えば、行方不明者の足取りを追うために、日本国内の北は北海道から、南は沖縄まで、全国が調査活動の範囲になります。
また、国内だけでなく、海外も捜索範囲となる可能性もあります。
調査範囲が広ければ広いほど、人探し調査の総額料金は高くなると思ってもらっていいでしょう。
この調査条件の違いも、人探しの料金幅が大きくなる理由ではありますが、
もう一つ人探しの料金を決める最重要なポイントが、人探しの難易度です。
例えば、「家出をした家族(子供)を探してほしい」といった調査だった場合、
人探しの依頼をされるのは家出をした人のご家族が多く、
家出人の情報を多く持っています。
家出人の情報とは、家出をした理由や現金をいくら持っていたか、
親しい友人などの交友関係、携帯電話やSNSといったツールの番号やアカウントなど、
さまざまな情報を探偵側に提供して捜索を頼むことができます。
情報量が多ければ多いほど、捜索の難易度は低くなり、
調査にかかるコストも小さくなります。