1. トップへ
  2. 探偵関連
  3. 探偵になるために資格は必要?

探偵になるにはどんな資格が必要ですか?

A: 探偵になるために必ず取らなければならない資格は、特にありません。しかし、実務上、最低限持っておくべき資格やスキル、知識があります。探偵になるための方法や、探偵になるために有利になる資格や技能について紹介します。

探偵になりたい!探偵になって活躍したい!
そんな夢をもつあなたが気になる探偵の疑問を解消します

探偵になるにはどうすればいいの?
探偵になったあとで注意することとは?
探偵にはどんな資格や技能が必要?
探偵に学歴は関係ないって本当?

どうすれば探偵になれる?探偵になる方法

探偵は、弁護士や医師などのように国家資格があるわけではありません。探偵の能力を示すための民間資格はあるのですが、それがないと探偵になれない、というわけではありません。

基本的に「大卒以上」などの学歴による縛りや、「男でないといけない」というような性差による優劣もありません。
ですから、ほとんど、どんな人でも、探偵になることができると言ってよいでしょう。


探偵になる方法としては、

  • 既存の探偵事務所に就職する
  • 自ら探偵事務所を開業する

の2つの道があり、いずれもそれ自体には、特別な資格や経歴は必要ありません。


既存の探偵事務所に就職する

既存の探偵事務所に就職するためには、ハローワーク(公共職業安定所)や就職・転職サイトなどを利用し、求人情報を探しましょう。

もし、希望する探偵事務所の目星がついているのなら、その探偵の公式ホームページを確認すると、求人情報が掲載されていることもあります。 募集資格についても、その際によく確認しましょう。

求人情報がなくとも、その会社の探偵になりたいという熱意にあふれているのなら、直接問い合わせてみてもよいのではないでしょうか。

こうした行動は広い視点で見ても、マイナスとなることではないでしょう。


Akai探偵の求人・採用ページ

 探偵の求人に関する疑問にQ&A形式で回答!

探偵の給料はいくら?、労働時間は?
危険な業務はある?、昇進するとどうなる?

自ら探偵事務所を開業する

フリーランスとして探偵をやっている人もいます。
そこで、いきなり開業するという方法も、探偵になる方法と言えます。

実はいきなり探偵事務所を開業することは可能なのです。
ただし、開業するには、「探偵業届出証明書」が必要です。
これは資格ではありません。

これを手に入れるのは簡単で、公安委員会(警察)に探偵業開始届出書と身分書類等を添付して提出し、手数料を支払うだけです。

なぜ届出が必要なのか、詳細は後述します。

とはいえ、未経験のままいきなり探偵として独立開業したとしても、うまく宣伝をしなければお客様は来ません。

下請けのようなことをするにしても、ツテもなければ仕事も来ませんし、実力も磨かれた技もない個人探偵に仕事を任せることがあるかどうかは賭けでしょう。

未経験でいきなり独立するよりも、探偵学校で学んでから、もしくは既存の探偵事務所などに勤めてノウハウを学んでから、独立するケースのほうが多いようです。


探偵になったら守るべき法律がある

探偵として働く者には、守らなければならない法律があります。
それは「探偵業の業務の適正化に関する法律」(通称「探偵業法」)です。

この探偵業法によって、探偵業を営もうとする者は、各都道府県の公安委員会に営業の届出を行うことが義務付けられています。
(暴力団関係者は開業できません。また、破産者、前科がある方なども制限があります。)

先述の通り、探偵業開始届出書類を提出し、届出が受理されると、届出番号の付いた《探偵業届出証明書》が交付されます。

資格ではないですがこの証明書を持っていることが、探偵業を営むための第一条件となります。

万が一、公安委員会からの認可を受けずに勝手に探偵業を営んだ場合、違法営業として行政処分を受けることになります。

上記に関しては、探偵事務所を開く経営者としての義務です。
就職しようと考えている会社に、《探偵業届出証明書》が掲示されていない場合は、尋ねてみましょう。

さらに、探偵事務所の一職員、つまり探偵として働く全ての者についても、探偵業法にてさまざまな義務や禁止行為が定められています。

例えば

  • 秘密保持の義務
  • 契約時の書面交付の義務
  • 契約時の重要事項の説明義務
  • 犯罪行為、差別、その他違法行為につながる調査の禁止
  • 個人の権利利益を侵害する行為の禁止
など

探偵として働く全ての者は、この探偵業法に則り活動する必要があるのです。

もし、憧れの探偵になれたときには、「お客様の依頼の中身はこうで、こんな事情で…」などと誰かに話したくなるかもしれませんが、それはNGです。

探偵が守るべき、秘密保持の義務に反しているからです。
例え家族であっても、探偵になったら仕事の内容や詳細を離してはいけません。


当探偵事務所の秘密保持の義務についての取り組みや、守秘義務を守らなかった場合の探偵の罰則などについては、下記の記事を参考にしてください。


探偵に必要な技能は?

特別な資格を持っていなくても探偵になることはできますが、実務上持っておくべき技能や知識というものがあります。
また取得しておくと、探偵になるのに有利になる資格や技能もあるので紹介します。

探偵が取り扱っている調査の内容については

をご確認ください。


運転免許

探偵の調査では、尾行や張り込みに車を使うことがよくあります。

そのため、運転免許証だけでなく、ある程度運転技術も必要です。

全ての探偵事務所がそうというわけではありませんが、求人募集の応募条件に「要普通自動車免許」と記載しているところも多いです。

そのためペーパードライバーではなく、人並みには自動車の運転ができる必要があります。

また、バイクなどが運転できる普通二輪の免許も持っていると、小回りのきく調査ができるため役立てることができるでしょう。


撮影技能

探偵の調査ではほとんどのケースで、写真や動画などの撮影を行います。

例えば、浮気調査で対象者と浮気相手の密会の証拠を撮影したり、素行調査で対象者の行動を動画に収める、ということもあるでしょう。


そのため、カメラやビデオカメラなどの撮影機材を扱えることは重要なスキルです。


過去に撮影関係の仕事をしていた、一眼レフカメラで撮影するのが趣味だ、などという方はその技術を探偵の仕事に活かせるはずです。

面談の際にポートレートを持ち込んだり、写真技能士の資格を持っていたり、Photoshopクリエイター能力認定試験を受けたことのある方は、その事実を積極的にアピールしましょう。

スマートフォンでしか写真を撮ったことはない、という方でも、あらかじめカメラの取り扱いを学ぶところから始めてみましょう。探偵になる必須技能だと思い、興味を持って取り組んでみてください。


尾行や張り込みのスキル

探偵や刑事が対象者を尾行したり張り込みを行う様子は、イメージはしやすいかもしれません。

しかし実際の尾行や張り込みはとても難しく、やろうと思えば誰でも簡単にできるというものではありません。体力も知識も必要です。

探偵として活動するには、この尾行や張り込みについて基礎から学ぶ必要があります。
探偵事務所に所属した後、その会社で学ぶこともできますし、あらかじめ探偵学校や探偵講座などで学んでも良いでしょう。

また、探偵はこうした体を動かす仕事がありますので、体力があるということをアピールしたい方は、過去の職歴や持っている運動系の資格(あれば)、また学校で所属していた部活の実績を自己申告しましょう。


パソコン技能

探偵の仕事は調査をするだけでなく、調査の結果を報告書にまとめ依頼者に提出するところまで含まれます。

報告書の作成はパソコンを使って行いますので、パソコンのスキルも必要です。写真や動画の加工・編集スキル等があればなお良いでしょう。
といっても、エンジニアやウェブデザイナーなどの専門職のような高度なスキルは必要ありません。

一般的な入力作業などができる程度の、最低限のパソコンスキルがあれば問題ないでしょう。

ですが、最終的には誤字脱字・変換ミスなどがないように、そして公的な機関に提出されたときに恥ずかしくないような報告書を作成する必要があります。

MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)やITパスポートといった資格を持っていれば、パソコンスキルの実力を証明できるでしょう。


探偵業務資格認定

民間の一般社団法人日本探偵業協会が実施する資格試験に、探偵業務認定試験と探偵業務取扱主任者認定試験というものがあります。

これは探偵業務を行う上で、必要な法令などについて問われる試験です。この試験を受験し合格すると、探偵業務取扱者もしくは探偵業務取扱主任者として認められます。

何度も説明していますが、こういった試験に合格した経歴や資格については、なくても探偵になることができます。


ですが、探偵として開業する際や、探偵としての力量をはかる物差しとして、受験して資格を得ることは、探偵としてのキャリアにプラスになるでしょう。


法律の知識や資格

「探偵業法」の他にも、探偵は法律についてある程度の知識を身に着けておくことが必要です。先述の探偵業務資格認定も、法律について問われる資格試験ですが、探偵として仕事をする上で法律知識は欠かせないものなのです。

探偵は警察や弁護士などとは違い、特別な権限が与えられている職業ではないので、調査の際も法律で許される範囲内で行動しなければなりません。
違法行為を行って処罰されないために、関連する法律を把握しておく必要があります。


また、依頼者の相談に的確に応えられるように、離婚問題やストーカー問題など、さまざまなジャンルに関する法律について、基本的な部分だけでも理解していることが重要です。

探偵のなかには、実際に弁護士資格や行政書士資格を持っている上で、探偵として開業している人もいます。
これらの技能や知識に関しては、自分で勉強することも出来ますし、独学では限りがありますので、全国にある探偵学校へ通い、探偵になる前に技術を身につける人もいます。

また、探偵として就職したあとに、経験を積みながら身につけていくこともできますので、今現在、これらの技能や知識を備えていなくても、とりあえず「探偵にはこんな技能や知識が必要なんだ」という事を理解しておきましょう。


探偵になるなら、こんな探偵事務所への就職がおすすめ

探偵になるだけであれば、特別な資格は必要ありません。

しかし、探偵として実務を行い、実力を伸ばし続けるためには、前述したようなスキルや技能、知識は身につけていかなければいけません。

これらについて、最初はだれでも未経験者で、初心者です。

ですので、探偵になって、活躍していきたいという展望があるなら、いきなり開業するよりは、人材育成についてノウハウがある探偵事務所への就職がおすすめです。

  • 探偵学校を運営している
  • 人材育成マニュアルが充実している
  • 広告のポスティングなどを調査員にさせていない
  • という探偵事務所は、探偵として必要な技術や知識を学ばせてくれる可能性が高いので、チェックしておきましょう。


    どうせなら、遠方でも寮などの福利厚生があれば負担は少ないですし、給与などの就労条件についてもよく確認してください。


    本当に探偵には誰でもなれる?

    学歴や性差、資格のあるなしによって、探偵になるための道が閉ざされる、というようなことはありません。


    最終学歴よりも、コミュニケーションがどんな相手ともとれるか?知識や技能を貪欲に学んでいこうという意欲があるか?
    という能力や姿勢のほうが、探偵事務所によっては比重が重い採用条件かもしれません。

    また、女性の探偵志望者も、女性というだけで拒まれることは少ないでしょう。
    男性では行きにくい場所にも、女性探偵なら行ける、ということもあります。臆せずに探偵の門を叩いてみてはいかがでしょうか。


    また、未経験者よりも経験者が優遇されることはあるかもしれませんが、探偵は未経験者お断り、という業種ではありません。
    新卒でなくても、探偵として転職した人は沢山います。前職での経験や社会経験、そして探偵の仕事に直接関係がなさそうな資格が、探偵の仕事内容に活かされるということも、十分にあります。

    ですが、気をつけたいのは年齢です。探偵の仕事には体力的な要素が多いので、どうしても若年者やミドルエイジには厳しいかもしれません。
    下記のリンク先記事でも述べていますが、だいたい20代半ば~40代半ばまでが探偵の適正年齢といえます。

    ですが、この年齢帯以外でも探偵になりたいと考えたときは、ぜひ遠慮せずにチャレンジしてみてください。

    資格などではなく、どんな人が探偵に向いているのか、探偵に必要な資質や性格などについて知りたい方は、下記の記事が参考になります。