防犯カメラは種類が多くどれを選んで良いかわからな方も多いのではないでしょうか?
カメラを選ぶ際に注意するポイントをわかりやすく解説していきたいと思います。
防犯カメラには屋内用と屋外用があります。
屋外用は雨風や砂粒に吹かれるため、耐久性が必要です。
玄関やガレージといった屋外に設置する場合は防水、防塵、防風構造のカメラを選択してください。
防犯カメラは「コードのある有線」か「コードのない無線」で接続するか選べます。
いわば、防犯カメラの映像を記録媒体へ伝送するのに、ケーブルを通すか、電波を使ってワイヤレスで飛ばすか、です。
モニタと有線接続する場合、配線を壁の中を通す必要があるので配線を通すスペースの確保が必要なことと業者による工事も必要になります。
配線を通すことが困難な場合は無線接続を選択します。
メリット
デメリット
メリット
デメリット
泥棒に入られてしまったとき、 映像が乱れていたら設置した防犯カメラの意味がない ので、有線で施工を希望する人が多く、店舗の場合はほとんど有線接続のカメラが使用されています。
防犯カメラの形状で選ぶという方法もあります。
ひと目で防犯カメラと分かるボックス型と照明器具のような周りの景観を損ねないデザインのドーム型です。
メリット
デメリット
メリット
デメリット
防犯カメラで録画した映像を記録する媒体には、大きく「HDD」「SDカード」「SSD」「クラウド」の4種類があります。
もっとも一般的なのは、HDD型です。
カメラとは別に専用レコーダーの購入が必要で、サイズも大きく振動に弱いという欠点はありますが、長時間高画質な録画が可能なのでコストパフォーマンスが良いといわれています。
HDDよりもサイズがコンパクトなのが、SSDです。
外付けとカメラに内臓されているタイプがあり、衝撃や振動に強いのが特徴です。
こちらも長時間の高画質な録画が可能ですが、多少コストが高めです。
SDカードは防犯カメラそのものに差し込んで使うタイプで、持ち運びの手軽さが魅力です。
録画映像を簡単にパソコンなどで見ることができます。
ただし、静電気に弱いため年に1度の交換が必要です。
最近増加傾向にあるのがクラウドです。
ネット上の仮想スペースに記録するもので、物理的な記録媒体の購入や設置の必要がなく、ネットのサービスを契約して使用します。
デメリットとしては、ネット接続に障害が出ると録画が停止する弱点があります。
画素数とはカメラの映像の鮮明さを表します。
20万画素程度の画素数の低いカメラを使用すると犯人は映っているが顔の詳細まではわからないといった映像になりかねません。
画素数が大きくなるほど、映像の画質がよくなります。
一般的な防犯カメラの200万~400万画素ほどといわれており、中には800万画素を超える高画質なものもあります。
ただし、画素数が大きくなればその分価格帯も上がります。
また、画素数が大きくなることで容量も大きくなるため、記録媒体を圧迫して録画時間が短くなるなどの弊害が出ることもあります。
夜間など暗い状況で撮影を行う場合、赤外線投光器が内蔵されている必要があります。
通常なら真っ暗闇で何も映らない状況でも、赤外線投光器の機能を使用すれば犯人の姿を撮影することが出来ます。
防犯カメラにはバリフォーカルレンズという画角が変更出来るレンズもあれば画角の変更が出来ないレンズもある。
防犯カメラを設置する場所が画角を調整しなければいけない場合、バリフォーカルレンズが使用されたカメラを選ぶ必要があります。
防犯カメラを選ぶときはこの6点の機能に注目してカメラを選んでください。
性能によって値段もピンからキリまでありますが、用途に合わせた防犯カメラを選ぶことが大切なことです。