依頼者の女性の話によれば、突然、病気で倒れ、救急車で運ばれたことがあったという。
その時、救急車を呼び、お見舞いにもきてくれた親切な学生さんがいたのだが、
お礼を言わずじまいになってしまった。
どうしてもお礼を言いたい。
しかし、相手の連絡先を、はっきりと聞かなかった事が一番悔やまれる点である。
分かることといえば、出身大学とだいたいの卒業年度。
苗字は覚えていたが、今となっては曖昧になっており、あとは、男性であるということくらいだけ。
手がかりが少なく、依頼者だけではどうすることもできず途方にくれるばかりの日々が続いていた。
それでも、なんとかならないものかと考えた挙句、探偵社に調査を依頼することを思いついたのだが、その後は、依頼者の思いもよらぬ経緯をたどる事になる。
以下は、依頼者の話から推察した、これまでの探偵社の調査方法だ。
1社目は、3万円という破格な料金だったという。
一般的な常識からしてありえない金額なのだが、探偵社の方は、「これで見つかりますよ」と自信たっぷり。
しかし、かなりいい加減な業者だったようで、待てども探偵社からの連絡が来ない。
しびれを切らした依頼者が、進捗状況を確認するために連絡を入れると、ここが住所ですよと、住所を明記した簡単なメールが届いた。
探偵社から聞いた住所に行ってみたが、全然違う人が住んでおり、近所の人の話では、過去にも、対象者らしき人が住んでいた気配はまったくなかったという。
探偵社に確認したら、「そんなはずはない」、「引っ越ししたのかも」と、納得のいかなことばかりをならべ、いい逃れする始末。
最後には、番号通知で電話をかけると出ないというありさまだった。
このことから、この探偵社は、調査自体行っていない典型的な悪質業者だったのではないかと考えられる。
2社目は、標準的な料金の探偵社にお願いしたので、ある程度の調査はしていたようだ。各種名簿業者など当たったり、在学生や大学関係者に対して、聞き込みを行ったが、該当しそうな年度の卒業アルバムを入手する事とはできなかったようだ。
名前すら判らないという状況では、情報を得る事は難しく、調査を打ち切らざるを得なかったようだ。
結局、2社の探偵社に依頼した調査は、手がかりらしい手がかりを得ることができないまま終了した。
依頼者が、はじめて当社を訪れた時も、前回2社のこともあり半ば諦めているようだということは手にとるように分かる。
正直、今回の調査は、簡単な調査ではない。(同業者の方ならお判りになると思うが)。
しかし、今回の調査では、一般的な他社が通常行わないであろう調査方法を使うことが、できそうな調査であり、可能性は十分あると判断した。
調査の結果、当社はその男性を突きとめることができた。
名前を判明させ、住所までも探し出すことができ、調査が完了した。
また、料金についても、2社目の探偵社と同程度の調査料金で行っているので、特別、高額な調査を行った訳ではない。
2社目の探偵社の調査方法は、10年前までなら、うまくいった可能性もあるが、個人情報の保護がうるさくなってきている現在では、極めて難しいやり方である。
では、当社がどのような調査をしたのか、気になる所だと思いますが、
どのような調査を行ったのかは当社のノウハウの為、ここではお知らせできません。
いくつかのヒントを出すと下記となります。
当探偵社では、上記以外にも、他社で調査が不可能だった案件をいくつも成功させており
調査力には自信を持っております。
もちろん探偵はスーパーマンではありませんので、どんな調査でも成功という訳にはいきませんが
他の探偵社と相対的に比較した上での調査力では、かなりの自信を持っています。
詳細については、お問い合わせ下さい。
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