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1時間の料金単価が安い探偵事務所を見かけるのですが
別で追加料金は取られませんか?

A:1時間の料金として表示されているのは、多くの場合『調査員1名で1時間調査する場合の料金単価』です。

通常探偵の調査では、1名で調査に当たることはありません。
最低でも2名からで、調査の内容や状況によって人数は変動します。

無駄に調査員の数を増やして調査する探偵社もあるので注意が必要です。

さらに、基本的な調査の料金のほかに、

  • 調査に車が使われる場合
     「車両代」「高速代」「ガソリン代」「パーキング代」
  • 電車やバスを使っての移動や出張調査の場合
     「交通費」「出張費」「宿泊費」
  • 調査が深夜に行われる場合
     「深夜料金」
  • 契約していた調査時間数を超えて調査を行う場合
     「割増料金」
  • 調査に機材等を利用するとき
     「機材費」「フィルム代」「現像代」「テープ代」「通信費」
  • 報告書を作成する場合
     「報告書作成代」

  • 等が必要になる場合もあります。

    依頼を考えられる方の多くは、探偵の調査費用は、
    「1時間あたりの料金 × 調査員数 × 調査時間」だけで求められると思われがちですが、実はそれほど簡単な料金設定をしているところは多くはありません。

    「基本料金」や1回稼動するごとにかかる「稼動費」が設定されていたり「諸経費」が別、また「成功報酬」料金が加算されるなどの違いがあるようです。

    1時間の料金単価が安い探偵事務所の場合、
    「何かほかの加算料金設定がされているかもしれない。」と考えるのが自然です。

    相談するときや、見積もりを出してもらうときに、別途費用がどれだけかかるのかを確認しておきましょう。


    探偵の料金を安くするには?

    もしも探偵料金を少しでも抑えて調査をしたいと考えているのなら、時間単価の比較や諸経費の有無の確認だけを行うのではなく、いかに調査料金を抑えるかを考えた方がいいでしょう。

    調査料金を抑える方法として、調査依頼の内容を絞り込むこと、必要な情報を依頼者である程度用意しておくことが挙げられます。

    たとえば、浮気調査の場合、浮気が疑われるパートナーの行動パターンやよく出掛ける場所などを探偵へ情報提供しておくだけでも、探偵は「当たり」をつけやすくなるので、無駄な前調査を省くことができます。


    あらかじめ伝えておくといい情報

    • パートナーのシフトやスケジュール
    • パートナーの行動パターン
    • パートナーの交友関係
    • パートナーの普段の服装や体形
    • パートナーが乗っている車の車種とナンバー

    浮気相手の目星がついているなら

    • 浮気相手の勤務先
    • 浮気相手の顔写真
    • 浮気相手の住所
    • 浮気相手が乗っている車の車種とナンバー
    • 浮気相手のSNS

    など

    一見無駄だと思えるような情報でも、どんな場面で役に立つかわかりません。できる限り多くの情報を伝えておくといいでしょう。

    こうした情報が、結果的に調査時間を減らすことになり、料金を安くすることにつながります。

    日ごろから相手をきちんと観察したり、持ち物をチェックするなどして、情報収集をしてみてください。


    さいごに

    探偵の料金は、それぞれの探偵事務所によってまったく異なります。

    単価料金が安くても基本料金や諸経費がかさんだり、逆に単価料金は割高だけれど諸経費込みという場合もあります。
    単価料金の安さだけにこだわらず、料金表や見積もりで実際はどういった追加請求があるのかなどを確認するようにしてください。

    また、すでに固定された料金を気にするだけでなく、いかに料金をかけずに済むか、自分でできることを調べておくのも大切です。