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探偵学校はどうやって比較したらいいですか?

A: 探偵学校を選ぶ際には、カリキュラムをはじめ、勉強スタイルや就職支援体制、目的などを比較材料にするといいでしょう。

探偵学校に入りたいと思っても、全国に多数の学校があって、何を比較して選べばいいのかがわからないという方もいるのではないでしょうか?

探偵学校を選ぶ際に比較するポイントには次のような点があります。

  • カリキュラム
  • 勉強スタイル(通学か通信か)
  • 卒業後の就職支援体制
  • 探偵学校で学ぶ目的

今回は、この中でも「勉強スタイル」「卒業後の就職支援体制」「探偵学校で学ぶ目的」の比較方法について解説していきます。

カリキュラムの比較については、下記のページを参考にしてみてください。


通学か通信かで比較する

まずは、勉強スタイルです。


探偵学校のカリキュラムは、基本的に座学と実地研修を組み合わせたものになりますが、通学で学ぶか通信で学ぶか、学校によって異なります。


通学制

通学制は、決まった時間に学校に通って講義を受ける勉強スタイルです。

講義の開催日や時間は決まっており、コースにもよりますが、講義・実地研修合わせて週に1~2回、10~20回くらいの日程で組まれていることが多いです。

通学制のメリットは、学校に通うことで勉強にメリハリがつくこと、わからないことがあっても講師に直接相談しやすいといった点があるでしょう。

デメリットとしては、金額が高くなりがちであること、サラリーマンなどは開催日・時間によっては通うことが難しいことなどが挙げられます。


通信制

通信制は、テキストを購入して自主学習するタイプのものです。

中には、座学の部分だけをテキストで自主学習し、場合によっては実地研修だけをスクーリングで行うというものもあります。

通信制では、定期的にレポートを提出し、添削してもらいながら学習を進めます。

通信制のメリットは、好きな時間に勉強をできること、遠方であっても学習できること、費用が安価に済むという点でしょう。
実地研修を別途スクーリングで行える学校であれば、そのときだけ学校に出れば良いので、働いている人にも負担になりません。

デメリットとしては、講師にすぐに質問ができないことや、通学でない分強制力がないため、勉強がおざなりになりやすいことなどが挙げられます。


卒業後の探偵事務所への就職支援で比較する

卒業後の就職支援体制も、比較ポイントとして大切な点です。


探偵学校の多くは探偵事務所が運営しています。
そのため、卒業後は優先的に自社での採用を検討すると明記してあるところもあれば、卒業後の就職状況や支援体制について何も書いていないところもあります。

気をつけておきたいのは、たとえ「自社での採用を検討」と書かれてあっても、「プロコース卒業者」「上級コース卒業者」など、レベルの高いコースを卒業した人限定になっている場合です。

いざ受講してみたら、自分は就職斡旋の対象外だったなんていうこともあるので、しっかり確認しておきましょう。


まとめ

探偵学校は、一般的な大学や専門学校とはちがってマイナーな分野であるため、評判がわかりにくい傾向にあります。

探偵学校を選ぶときには、自分自身が勉強に割ける時間や環境、勉強したい内容などをよく吟味した上で選んでください。

また、中には講義レベルが低かったり、費用ばかりが高いぼったくりの講義を行っているところもあります。
学校を見繕ったら、資料をよく確認したり説明会に参加するなど、確かめるようにしましょう。

学校によっては体験入学できるところもあるので、そうした機会も活用してみてください。