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探偵調査員が利用する隠語って何かありますか?

A:「失尾」や「化け調」といった隠語があります。また、他にもいくつかの隠語があります。

探偵調査員が「失尾」や「化け調」といった隠語を使うことがあります。

最近は使われる頻度が少なくなってきたという話もありますが、探偵事務所の中では、現役で使われている隠語もあり、探偵調査員の隠語についていくつかご紹介します。

まず、「失尾」と「化け調」ですが、「失尾」とは、字面から予想することもできますが、尾行中に調査対象者を見失ったという意味です。
「化け調」とは、探偵調査員が聞き込み調査を行うため、セールスマンや宅配業者に「化けて」調査を行うことを意味します。

他にも、探偵調査員が使う隠語に「マルタイ」という隠語があります。
これは探偵事務所や興信所が調査対象者を指すときに使う隠語です。

しかし、探偵事務所ごとに呼び方が違う場合もあり、全ての探偵調査員が調査対象者のことを「マルタイ」と呼んでいるわけではありません。 探偵調査員が使う隠語は、探偵業界独自の隠語もありますが、他の業界で使われる隠語など一般でも知られている隠語を使う場合もあります。


主に使われている隠語

1. 「ガセ」


ガセネタ、嘘の情報、偽物といった意味で使われる隠語で、 他の業界でも使われることがあります。


2. 「緊逮」/「緊配」


警察が使う隠語で、「緊逮」は緊急逮捕、 「緊配」は緊急配備という意味があります。


3. 「シロ」/「クロ」


こちらも警察が使う隠語で、「シロ」は潔白、無罪という意味で、「クロ」は犯人という意味です。探偵では、「クロ」を調査対象者が浮気をしていたら使う場合があります



3. 「側調(ソクチョウ)」


調査対象者の周辺を調査することをいいます。素行調査や人探し調査などで使われることがある隠語です。



このように、いくつかの隠語を紹介しましたが、
探偵調査員が使う隠語はこれだけではありません。
他にも沢山の隠語が使われ、 探偵事務所によって独自に使われる言葉もあります。


また、使われる隠語の特徴として、警察が使う隠語をそのまま使っていたりすることがあるので、一度警察の隠語について調べてみるのもいいかもしれません。